日本最古の漆塗りは繊維に漆を沁み込ませたものだとされていますが、今から4000年前には素焼き土器に漆の装飾を施したものが発見されており、以来今日まで日本と言えば漆と言われる程、私達の暮らしの中で漆が生き続けて来ました。

夏未夕漆綾(かみゆう・しつりょう)では、こうした日本の「心」を受け継ぎながら、近代を代表する陶芸家「河井寛次郎」もその言葉に残している「伝統とはその時代の最先端である」の精神に鑑み、常に挑戦する者で有り続けたいと考える技術者集合です。
目的ごとに専門職が集積して製作に当たりますので、輪島塗を基本に世界各地の漆器技術に対応したいと考えています。

漆器は一般的に扱いにくく、高価な印象が有りますが、本当はしっかり乾燥しているものは亀の子たわしで洗っても傷が付くような事は無いのが普通で有り、デザインや機能性、価格に措いても最善の努力こそ「普通」で有るとの認識から、私達の製品は特別な誰かの為では無く、この世界でその存在が邪魔にならない事、いつも広く皆様の暮らしと共に在って欲しい、そう言う願いをコンセプトとさせて頂いております。

https://cumue.thebase.in・ネットショップBASEで製作品の一部を掲載しています。

ブログ「 漆籤 」(sissen)では漆芸技術に関する記事を掲載しています。

https://ameblo.jp/aquosu-l3cx・では一般記事を掲載しています。

よろしければご覧いただければ幸いです。